行者祭

〜伊豆大島で三原山の安寧を願う〜

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行者祭について

行者祭は、山岳信仰修験道を開いたとされる役行者（えんのぎょうじゃ／役の小角）の霊をまつる伝統行事です。役行者が修行したという伝説が残る伊豆大島泉津行者窟・行者浜で毎年6月15日に行われ、三原山と海上の安寧、参拝者の一年の健康・安全を祈ります。
役行者は7世紀末から8世紀初頭にかけて活動した修験道の開祖とされ、自然の中で厳しい修行を行い、様々な霊的な力を得ました。
西暦699年、朝廷への謀反を疑われ伊豆大島へ流刑となりましたが、この地で修行を重ね、後に赦されて本土に戻ったと伝えられています。